職場での有難いひとり飯について

また仕事の話になってしまったけれど。

 

職場で昼食を食べる場所にときどき悩んでいる。

概ね、ランチルームで決まったメンバーと同じテーブルで弁当をつついているのだが、たまにひとりになりたいときがあって、そのときに食べる場所がない。職場と家の距離は車で20分、混んでいれば30分ほど。1時間の昼休憩が行き帰りだけで終わってしまう。

田舎の小さな職場なので、誰が最近どこで食べているという話もすぐ話題に上る。長く勤めたいので、できればなるべく人並みに過ごしたいが、時折息がつまる。

 

そういうわけで、人が滅多に入らない休憩室をときどき借りて食べ、ぼんやり窓の景色を眺めて休むことにしている。原則、昼食場所自体はランチルームでと決まっているが、各階の休憩室を使う職場の人間も度々見かけることから、さっと食べてひとりの時間を満喫することにした。家事のメモ、通販のクレカチェックは人がいるとやりにくいし、家に帰ると家のことで精一杯で、日々のことを距離を置いて眺めることなどできないから、貴重な時間だ。そうでなくても、todoを横に置いてぼんやり何をするでもなく過ごす時間こそ有難い身分なので。

育休前はひとりごはんなど考えもしなかったのだから、(主に帰宅後)大変時間と体力があったんだなあと、今では思う。何事に対しても意欲があったわけだ。もっとも、特に仲の良いメンバーが軒並み育休に入った影響は大きかったけれど。

そんなわけで、職場の付き合いも、無理せずほどほどが大事な時期なのかもしれないと、振り返って思うこの頃でした。